全身脱毛体験記

えだまめって表面にうぶ毛がたくさん生えていますよね?

それはそれで魅力的なのですが、つるつるのえだまめになってみたい!と思い(嘘)、2年ほど前から脱毛に通っていました。

全身脱毛、実際にやってみると想像と違う部分もあったので、今までの体験を簡単にまとめます。

 

<脱毛を始めた経緯>

もともと7-8年前に、低価格の脇脱毛(フラッシュライト式)を行ったことがある。

定期的に自己処理している部分だったし、かなりお手入れが楽になったので

このとき脱毛に対して好意的な印象を持つ。

 

その後、就職して、初年度のボーナス!

「自分へのごほうび☆」にひじ下、ひざ下も脱毛しようかなと思い、

トリンドル玲奈さんのCMやってるMusee platinum の店舗に足を運ぶ。

面談しているうちに、全身脱毛でもいいかな、と思い始め全身脱毛コース6回(19万円くらい) を契約。

この時、無理に高額なプランを勧められたという印象はなかった。

(ボーナス入って大きな買い物をしたい、という気持ちをうまくくすぐられたところはあるけれど…)

6回ではなく12回コースにして、6回使用したところで解約にしたほうがお得というおすすめは受けたが、

さすがに予算をオーバーしていると伝えると特にそれ以上の勧誘はなかった。

また、後日実際に解約手続きを申し入れたが、その際にも引き止められることもなく、料金体系は初めに説明のあった通りクリアなものであった。

 

<実際に体験して気づいたこと>

○よかったこと

 脱毛の効果は、即効性があるものではないものの、確実に出ている。

施術後1か月くらいはつるつるお肌を維持できるし、その後生えてくる毛も着実に細く少なくなっていっている。

 

「全身脱毛を受ける人たちの見ているポイント」を知ることができたのも良かった。

顧客向けダイレクトメールや店内に貼ってあるビラは、中吊り広告などよりも情報量が多く、今まで自分が気にすることのなかった美意識/衛生観念を気にしている層がいることを知れたのは面白かった。

美容や衛生に対する努力は、やっている方からすると周りの人がやっているかどうかわかるが、無頓着でいると全く気付けないところなので、それに気づける情報源を得られたのは私にとって意味のあることだった。

(脱毛サロン側の営業活動の一部ではあると思うのですが…)

具体的には

・水着の際の背中の毛 (濃い毛でなくても、水のはじきが違う)

・アンダーヘアの処理  (下着の形に合わせたり、一部なくしたほうが衛生的と考えたり)

・指や手の甲の毛

あたりは、脱毛サロンに通うまでは気にする人がいることすら気付いていなかった。

 

○良くなかったこと

予約がかなり取りづらかった。

3か月に1回のペースで通う、というのがデフォルトなのだが、3か月後の予約はいつも満員。通常4か月後の予約となっていた。

一度予約をとってから日程の変更をしようとするとさらに数か月先になり、すぐには脱毛が進まなかった。(2.5年程度で6回終了)

 

また、ワキのみの施術と違い、全身の施術はガウン1枚だけという状況で行われるので、想像していたよりも施術時のストレスが大きかった。

Musee platinumの仕組みは強い光を使うため、タオルやサングラスを使って目隠しをされた状態で施術を行う。

ほぼすっぽんぽんで、目隠しされて、体に触られる、というのは大きなストレスだった。

特に、その時の担当の人の第一印象があまりよくない時は、ストレスも大きかった。

 

その他にもストレスとなる点はいくつかある。

Museeの脱毛は

1 (前日)自分でシェーバーを使って毛を処理しておく

2 ウェットティッシュでふき取り、シェービングチェック

3 ジェルを載せる

4 ライトを当てる

5 施術部を冷やす

6 保湿クリームを塗る

という手順で行われるが、この中に何点か大変なところがある。

 

まず、

1 (前日)自分でシェーバーを使って毛を処理しておく

 

これが意外と厄介だった。

私の場合、もともと自己処理をしていなかったお腹や胸、肩もコースとして申し込んでおり、前日にシェービングをしていかなければならなかったが

毛も細く、面積も大きい部分であるため、この部分のシェービングがいつまでたってもうまくできなかった。

それでも、現状は剃り残し部分をサロンで担当の方が丁寧にシェービングしてくれたが、2015年4月からはこのサービスをやらなくなるらしい。

 

3 ジェルを載せる

これが、意外につらかった。

空調のきいた店内とはいえ、冷たいジェルをお腹前面に塗られ、何度も「冷たい!冷たい!もっと人肌にしてからのせて」と叫びそうになった。

特に、お腹、胸、背中、ひざ上が広範囲かつ皮膚が薄いところでつらかった。

 

4 ライトを当てる

ここにも落とし穴があった。

フラッシュライト方式は脱毛方式の中ではかなり刺激が少ない方ではあるのだが、だからこそ(?)この方式のサロンはデリケート部分(アンダーヘア)への施術を勧める。

でも、刺激が少なめ、とはいえ、皮膚が薄く、毛はしっかりしているデリケート部分はかなり痛みが響き、「スタンガンでもあてられてる??」というくらいだった。

以前はワキのみだったので、この痛みには気づいていなかった。

しかし、痛みの大きい部分はその後脱毛の効果を実感できる場所でもあるので、「頑張ったからすべすべのお肌になった!」と思えれば我慢できなくもない…かも。

 

 

 

そんなこんなで、結局えだまめっくすには全身脱毛は続かず、途中で全身は解約して、すごく気になるパーツのみの脱毛を続けています。

ただ、初めからそうすればよかったと思うかというと、全身コースは割安だったし、解約も難しくはなかったので、あまり大きくない追加料金で、やってみないとわからない経験ができた、と、とりあえず全身脱毛で申し込んだことは後悔していません。(ちょっとは脱毛の効果も出てるし)

スタッフの方々の接客/マニュアルはすごいなと素直に思えたので、面白い経験をした記録をここに残しておきます。