女性と自信
女性の社会進出に関する議論をしていて、女性の感覚の部分をうまく表現しているなぁ、という意見を聞きました。
私なりの解釈でまとめると、彼女の意見はこんな感じ。
「結局もとめられている女性像は大和撫子。
表面はおとなくても、芯ではきちんと意見を持っている女性が理想的。
男性と張り合あったり、自分の力を見せびらかせるような女性は、どこか一歩引かれてしまう。
でも、そういう期待に応えて、意見を言わないようにすることを続けていくと
人間、自信を失ってしまうものじゃない?
表面上はおとなしくて心の中ではしっかりと意見を持ち続けるなんて、よっぽど強い人間じゃないとできないよ」
これってなかなか指摘されてないけど、言われてみるとその通りだな~と思うわけです。
まず、前半について。
みなさんだったらどの人と長い時間を一緒に過ごしたい?
あるいは、どの人がモテそうに見える?
・反対意見も口にする男性
・いつも同意してくれる男性
・反対意見も口にする女性
・いつも同意してくれる女性
個人的にはいろいろな意見があるかもしれないけど
どの人がモテそうかな~という「空気」は理解してもらえるんじゃないでしょうか。
振る舞いと内面の乖離に関しては
「それくらい乗り越えてよ」という意見もあると思う。
先駆者になる女性を見つける段階だったら、それも受け入れられるだろうけど
いまの日本の女性の社会進出って、もはやそういう段階じゃない。
そこそこ大きな集団としての女性が社会に進出する段階になってるはず。
そこで、ほんとに女性に社会進出してほしいんだったら、
こういう心理的な側面を研究する必要があるんじゃないかな。
正直なところ、今の日本女性の”つかえる”度合は、男性よりも低いかもな、って思う。
でも”つかえる”男性がはじめから”つかえた”訳ではなくて
チャレンジ精神をもっていろいろな経験をしたから成長した、って面は大きいでしょ。
同じ精神を持った女性が増えれば、もっとつかえるヤツが出てくるかもよ。